5月27日(日)横浜で開催されていた絵本のイベントに行ってきました。
タイムリーに書けなくてすみません

この日は、お天気も良くて暑いくらいの陽射しでしたが、風は心地よくて、気持ちよい絵本散歩になりました。
まず行ったのは、横浜、日本大通り駅から徒歩3分の「象のテラス」で開催されていた。
「絵本の中のイタリア」!

イタリア文化会館主催のイベントでした。
立ち読みも、写真撮影もオッケーなのがとっても嬉しい。
日本語版では出版されていないイタリアのアートな絵本がいっぱいで、
一冊ずつ手にとって見ていると、時間を忘れてしまいそうなほど、イタリア絵本を満喫しました。
イタリアの文化や、歴史など、カテゴリーに分かれて展示されていて、とても見やすく、
カテゴリーの分け方もよくて、絵本からイタリアを知ることが出来ましたよ。
「海に囲まれた国」

「さまざまな家族のかたち」

「生きる権利と社会的救済」

「多彩な食卓}

他にも、「オペラの国」「美術作品に囲まれて」「歴史散歩」「学校、家、自由時間」「田園、自然と文化の共生」などのカテゴリー別に展示された絵本たち。
絵本は子供の本というジャンルにくくられず、奥が深く、大人にも十分楽しめるのがわかりますよね。
イタリアでは、日本より、大人も絵本を楽しむ文化が根付いているのかもしれませんね。
絵本のなかのイタリア 虎の巻というパンフレットと一緒に、人気絵本のランキングが。。。

1位の「百年の家」という絵本。こちらは、日本語版も出版されています。
ある家の百年間を定点撮影のように描いた絵本、家族の成長や、家の変化、家族の歴史までわかる絵本。
ページをめくっていくごとに時間が過ぎていき、ノスタルジーを感じてしまいます。
ロングセラーのアメリカの絵本、バージニア・リーバートン作の「ちいさいおうち」(岩波書店)という絵本がありますが、同じ家を定点観察している点は同じでも、子供向けに書かれた「ちいさいおうち」とは違い、大人が見て楽しめるアート的な絵本の「百年の家」どちらも私は好きです。

イタリア北部の街ボローニャで毎年開催されている国際児童書ブックフェア、その会場で、世界中の絵本作家の方たちが、東日本大震災後の日本を励ますようにメッセージと絵を贈ってくださったそうです。
そのイラストとメッセージも見ることが出来ました。一つずつのメッセージに胸が熱くなりました。
この展示会、7月には石巻でも開催される予定です。

この日の展示会では、絵本の読み聞かせやイタリアの曲「サンタルチア」「愛のよろこび」などのトーンチャイムでの演奏も聴けて、イタリアの絵本と絵本の中のイタリアの両方を知る、とても楽しいイベントでした。
もう一つのお楽しみは、この「象の鼻テラス」のソフトクリーム。なんと象の顔になっています。
耳になっているワッフルチップスを一緒に食べるととっても美味しかったですよ。

実は近くで開催されていたもうひとつの絵本イベントにもはしごしました。
その話は、次回にしますね、お楽しみに!
- 関連記事
-
スポンサーサイト