自分の小さい頃は、春になると、川原でよもぎやつくしを摘んで母と草もちを作ったり、
つくしのはかま取りを手伝って、つくしの卵とじを作ってもらうのが楽しみでした。
うちの子供たちも、小さな頃は、おばあちゃんが作る草もちが大好きでした。
私の大好きな絵本「ばばばあちゃん」シリーズ(福音館書店)のなかでも、
「よもぎだんご」は、母を思い出す懐かしい絵本です。

昨年は、摘んだばかりのよもぎの若葉を頂いたので、よもぎを茹でから、刻んで、
すり鉢ですりつぶして、よもぎだんごを作りました。

今年は、乾燥のよもぎ粉を手に入れたので、そちらを水で戻して使いました。
蒸し器で蒸す方法ではなくて、レンジを使う作り方でやってみましたが、
すごく柔らかく美味しく出来ました。きな粉を周りにつけないと、手にくっついちゃうほど、柔らかいんです。
そして、一日経っても柔らかいまま。もう、これからは、この作り方です。
中身の粒あんは、圧力鍋で小豆を煮て作りました。自分で作ると甘さが加減出来ていいですよ。

半分に切るとこんな感じに粒あんが入っています。もう少しあんこ多目でもよかったかも。

作り方は、こちらです。クックパッドのゆきらいんさんのレシピを参考にしました。
草もち by ゆきらいんよもぎだんご (10個分)
(材料)上新粉 100g
白玉粉 100g
よもぎ粉 8g
粒あん 250g
水 290cc
きな粉 適量
(作り方)
①よもぎ粉は水で戻して固くしぼっておく。
②耐熱容器に上新粉、白玉粉、水、よもぎを入れてよく混ぜる。
③ラップをかけてレンジで3分半加熱、一度取り出してからかき混ぜて、
さらに2分半加熱して取り出し、ゴムベラで生地がなめらかになるまでしっかりと練る。

④粒あんは、25gずつに丸めておく。(10個)
⑤生地もボールから取り出して、かまぼこ状にしてまな板などに置き、10等分に切る。
⑥生地を手の平の上で丸く伸ばしてあんこを包む。底をしっかり閉じたら、
きな粉をまぶして出来上がり。
お試しくださいね。美味しいですよ。
そして、絵本「ばばばあちゃんのよもぎだんご」もぜひ読んでみてくださいね。
きっと、作ってみたくなりますよ。