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「海のむこうのふる~い絵本2012」展へ行ってきました。

来週の火曜日26日まで渋谷パルコB1Fにあるロゴスギャラリーで開催中の「海のむこうのふる~い絵本2012」展を見に行ってきました。
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ほとんどの絵本は、日本語に翻訳されていないものだと思います。19世紀から20世紀中ごろのイギリスやアメリカ、チェコ、ロシア、ベトナムなど世界中の絵本が、展示されていました。イラストが素敵なものが多く、コレクションとして置きたいようなヴィンテージ絵本。かなり高価なのですが、一部の絵本を除き、手に取って鑑賞することが出来ました。

面白かったのが、外国の図書館で貸し出しをされていたような絵本。日本と同じように貸し出し袋が貼り付けてあったり、カードがそのまま入っていたり、作者のサインやメッセージ入りの絵本も多数ありました。

不思議の国のアリス、ムーミン、スヌーピーなどのコーナーも。

そして、絵本と一緒にヴィンテージポスターも10数点の展示と、フランスのお菓子の中に入っているフェーブと呼ばれる可愛いミニチュアも多数販売されていました。

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入り口近くには、1500円均一の絵本ボックスもあり、1冊ずつ見てしまいました。
そして購入したものが、こちらです。
最近亡くなったモーリス・センダックさんが挿絵を描いている絵本「Little Bear」。
宝物も見つけたような気分で、嬉しくなってしまいました。
この絵本は、小さな子供がリーディングに使う本ですが、シリーズになっています。
日本で手に入るのは、たぶんペーパーバック版。こちらはハードカバーです。
子どものクマと優しいお母さんクマとの安心できるストーリー、センダックさんの絵も優しい絵です。

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ロゴスギャラリーの隣の書店では、洋書のアウトレットがとてもリーズナブルな値段で販売されていて、こちらも夢中になって見てしまいました。
絵本はそれほどなかったのですが、インテリアや料理の絵本は、センスがよくて眺めてるだけでも楽しくて、
うみべのえほんやツバメ号にも置きたいなって思うようなインテリアの本を購入。

ヨットの柄が素敵でしょ!

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[ 2012/06/24 17:40 ] 展示会 | TB(0) | CM(0)

横浜での絵本イベントへ行ってきましたよ。【手づくり絵本展】

先日の「絵本の中のイタリア」の後に訪れたのは、元町商店街から坂を登ったところにある西洋館の一つ、ブラフ18番館。
こちらで開催されていたのは、「手作り絵本展」

Twitterでフォローしてくださってる方から、情報をもらい行くことが出来ました。
ホントに助かります。感謝です!

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神奈川の手作り絵本サークルが合同での作品の展示会です。
地元、横須賀のサークルの作品もありました。横須賀の児童図書館での展示を見逃していたので、こちらで作品を見ることが出来てよかった。
作品は力作揃いで、素晴らしい絵本ばかりでした。
椅子に座って、一冊ずつ、手に取り楽しむことが出来て、ゆったりとした時間が過ごせました。

絵本はどれも、世界に一つのオリジナル絵本。装丁も素晴らしくて、家族や愛犬などをテーマにしたものが多くひとつひとつが宝物のように見えました。亡くなった愛犬に向けてのメッセージを描いた絵本は、愛があふれていて、泣きそうになってしまったくらいです。

私は、絵本を自分で作ったことはないのですが、高校時代の同級生が家族や愛犬をテーマにした手作り絵本を参考にってしばらく貸してくれたことがあります。その絵本の話は、また今度したいと思っています。

ブラフ18番館の離れのようなガラス張りの展示室は、庭の緑に囲まれた閑静な場所、絵本を見てゆっくり楽しむと共に、時間が止まったような素敵な時間が過ごせる場所でしたよ。

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ブラフ18番館は、こんな素敵な洋館です。

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綺麗な白とブルーの花をつけたニオイバンマツリの花が、ジャスミンのような芳香を放っていました。
この花は、咲き始めはブルー、そのあと白に変化する花だそうです。

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高台に位置しているので、庭からは、ベイブリッジも眺められます。

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もちろん、洋館の中の内装も素晴らしいんですよ。神奈川に住んでいて訪れるのは初めてだったので、とても素敵な散歩になりました。
薔薇の季節でもあったので、そちらも観賞しながら、おとなりの西洋館、外交官の家にも行ってみましたよ。こちらも素敵です。薔薇と西洋館は良く似合いますね。

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この手作り絵本展は、28回目だそうです。
また来年も訪れたい、素敵な展示会でした。
[ 2012/06/16 23:54 ] 展示会 | TB(0) | CM(0)

横浜での絵本イベントへ行ってきましたよ。【絵本のなかのイタリア】

5月27日(日)横浜で開催されていた絵本のイベントに行ってきました。
タイムリーに書けなくてすみません

この日は、お天気も良くて暑いくらいの陽射しでしたが、風は心地よくて、気持ちよい絵本散歩になりました。
まず行ったのは、横浜、日本大通り駅から徒歩3分の「象のテラス」で開催されていた。
「絵本の中のイタリア」!

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イタリア文化会館主催のイベントでした。
立ち読みも、写真撮影もオッケーなのがとっても嬉しい。
日本語版では出版されていないイタリアのアートな絵本がいっぱいで、
一冊ずつ手にとって見ていると、時間を忘れてしまいそうなほど、イタリア絵本を満喫しました。
イタリアの文化や、歴史など、カテゴリーに分かれて展示されていて、とても見やすく、
カテゴリーの分け方もよくて、絵本からイタリアを知ることが出来ましたよ。

「海に囲まれた国」
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「さまざまな家族のかたち」
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「生きる権利と社会的救済」
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「多彩な食卓}
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他にも、「オペラの国」「美術作品に囲まれて」「歴史散歩」「学校、家、自由時間」「田園、自然と文化の共生」などのカテゴリー別に展示された絵本たち。
絵本は子供の本というジャンルにくくられず、奥が深く、大人にも十分楽しめるのがわかりますよね。
イタリアでは、日本より、大人も絵本を楽しむ文化が根付いているのかもしれませんね。

絵本のなかのイタリア 虎の巻というパンフレットと一緒に、人気絵本のランキングが。。。

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1位の「百年の家」という絵本。こちらは、日本語版も出版されています。
ある家の百年間を定点撮影のように描いた絵本、家族の成長や、家の変化、家族の歴史までわかる絵本。
ページをめくっていくごとに時間が過ぎていき、ノスタルジーを感じてしまいます。
ロングセラーのアメリカの絵本、バージニア・リーバートン作の「ちいさいおうち」(岩波書店)という絵本がありますが、同じ家を定点観察している点は同じでも、子供向けに書かれた「ちいさいおうち」とは違い、大人が見て楽しめるアート的な絵本の「百年の家」どちらも私は好きです。

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イタリア北部の街ボローニャで毎年開催されている国際児童書ブックフェア、その会場で、世界中の絵本作家の方たちが、東日本大震災後の日本を励ますようにメッセージと絵を贈ってくださったそうです。
そのイラストとメッセージも見ることが出来ました。一つずつのメッセージに胸が熱くなりました。
この展示会、7月には石巻でも開催される予定です。

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この日の展示会では、絵本の読み聞かせやイタリアの曲「サンタルチア」「愛のよろこび」などのトーンチャイムでの演奏も聴けて、イタリアの絵本と絵本の中のイタリアの両方を知る、とても楽しいイベントでした。

もう一つのお楽しみは、この「象の鼻テラス」のソフトクリーム。なんと象の顔になっています。
耳になっているワッフルチップスを一緒に食べるととっても美味しかったですよ。

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実は近くで開催されていたもうひとつの絵本イベントにもはしごしました。
その話は、次回にしますね、お楽しみに!
[ 2012/06/12 23:00 ] 展示会 | TB(0) | CM(0)