梅雨が明けて、学校は夏休みに入りましたね。毎日真夏日が続き、ちょっとバテ気味です。
みなさん、熱中症には気をつけて、ミネラルの多い飲み物やナトリウムの入った飲み物を飲んで、体調の変化を感じたら、体を冷やして休んでくださいね。

まだ、これほど暑くない7月の始めに、板橋区立美術館で開催中の
2012イタリア・ボローニャ国際絵本原画展に行ってきました。


入り口の自動扉にもこんなイラストが、入る前からワクワクしてしまいますね。

そして、自動扉を入ると2階が展示室です。2階への階段にも入選作品の1点ロベルト・ダヴィッド(イタリア)「ディルダの散歩」が描かれていました。もっとワクワクしてきました。

ボローニャ国際原画展は、毎年イタリアのボローニャで開催されている世界最大規模の絵本原画コンクールです。
2012年は、世界60ヶ国2685人からの応募があり、その中から日本人を含む19ヶ国72人が入選となり、
その全入選作品が、この板橋区立美術館で見ることが出来ました。
1976年に始まったというこのコンクールは、子どもの本のために描かれた作品(5枚1組)であれば、誰でも応募することが出来るので、新人イラストレーターの登竜門としても知られています。
5枚1組のイラストは、それぞれストーリーがあるので、翻訳や説明も一緒に観ながらストーリーを理解して楽しむには、72作品はとても見応えたっぷりで、気づいたら4時間も美術館にいました。
素晴らしい作品ばかりでしたよ。
入選作品のポストカードが販売されていたので、気に入った作品を数枚購入してきました。


ただ、ポストカードはなかったのですが、とても気に入った作品がありました。
工藤あゆみさんというイラストレーターの作品です。イタリアで創作活動をされているそうです。
不思議な動物のイラストと共に、添えられた文章が、とてもセンスが良くて共感できる言葉ばかりで、
夢中になって観てしまいました。今回の入選作品とは違いますが、
工藤あゆみさんのHPで作品を少し観る事ができますよ。個展があったら、行きたいです。

ボローニャでの実際の原画展の様子のレポートがあるHPを見つけました。このレポートを見ると、いつか行ってみたくなります。
「絵本のチカラ」絵本の魅力と可能性を探る研究所という素敵な活動をしているサイトです。
板橋区立美術館でのボローニャ国際絵本原画展は、8月12日まで開催の開催です。
興味のある方は是非行ってみて下さいね。今、絵本作家として活躍している方もこのコンクールを登竜門として、入選を機にデビューした方も多いんですよ。
日本での巡回はこちらです。
板橋区立美術館 2012年6月30日~8月12日
西宮市大谷記念美術館 (兵庫県西宮市)2012年8月18日~9月23日
四日市市立博物館 (三重県四日市市)2012年9月29日~11月4日
石川県七尾美術館 (石川県七尾市)2012年11月9日~12月16日
長島美術館 (鹿児島県鹿児島市)2012年12月22日~2013年1月27日
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ありがとうございます。
9月に西宮で個展をします。他、グループ展に参加予定です。(大阪と東京)
お近くでしたら遊びにいらしてください。